この記事ではこんなお悩みを解決します！
元教員のわたしは公務員でした。
ある日を境にベッドから起き上がれなくなり、心療内科を受診したところ…
「うつ病」です。
すぐに休職してください。
その後も体調不良は続き、休職は長引くばかりで
公務員の休職って…いつまでできる？
どんな制度でどんな待遇なんだろう？
と不安な日々を送りました。
そこで、この記事では
をくわしくお伝えします！
これを読めばあなたの不安感が薄れるはず♪
目次
「病気休暇」と「休職」はちがう！
公務員は負傷または疾病による
- 病気休暇（病休）の取得
- 休職
が認められています。
わたしはうつ病と診断され、病休⇨休職を経験しました。
病休と休職のちがいがコチラ⇩
同じようでちがう2つの制度。
1つずつ紹介します！
期間は短いが給料は手厚い「病気休暇」
うつ病と診断されはじめに取得できたのが
「病気休暇（病休）」です。
期間は最大90日間
病気休暇の期間は、療養のため勤務しないことがやむを得ないと認められる必要最小限度の期間とする。ただし、次に掲げる場合以外の場合における病気休暇（以下この条において「特定病気休暇」という。）の期間は、次に掲げる場合における病気休暇を使用した日その他の人事院が定める日（以下この条において「除外日」という。）を除いて連続して九十日を超えることはできない。
人事院規則一五―一四（職員の勤務時間、休日及び休暇）第二十一条
病休の期間は最大で90日間。
病状によっては90日より短い場合もあります。
わたしは診断書を送付し最大の90日間病休をもらいました。
給料は全額支給
病休の期間、給与は全額支給。
働いていたときと同じ金額が振り込まれました。
職場とのやりとりは必要
心療内科を受診後、職場には
- 病名「うつ病」
- 「休職が必要」との診断結果
- 休職予定期間
を電話連絡しました。
医師の診断書は郵送しました。
さらに後日、上司から電話があり
も伝えました。
給料は減るが期間は長い「休職」
90日間の「病気休暇」後も回復しなかったわたしは
「休職」となりました。
職員が、次の各号に掲げる場合のいずれかに該当するときは、その意に反して、これを休職することができる。
一 心身の故障のため、長期の休養を要する場合
二 刑事事件に関し起訴された場合
地方公務員法第二十八条2
期間は最大3年間
休職の期間は
3年を超えない範囲内において休養を要する程度に応じ、任命権者が定めること
となっています。
病状に応じて期間は異なるものの…最大3年間休めます。
給料は80％支給（1年間）
発令通知書には
休職期間中満1年に達するまで、給料、扶養手当、地域手当及び住居手当のそれぞれ80/100を給する
との記載が。
額は減りますが、毎月給与が支給されます。
職場とのやりとりは必要
職場には休職願と医師の診断書を提出しました。
休職が決まった後も書類のやりとりや病状の伝達は必要で…
ツラいときは夫に連絡をお願いしました。
産業医面談がある
産業医面談が行われたのは休職開始から2～3か月後。
不安だったわたしは
産業医面談っていうのがあるんです…
なにを聞かれるのか不安で。
とかかりつけの心療内科の先生に相談しました。
すると
産業医の先生は中立的な立場で話を聞いてくれるから大丈夫！
言いたいことはしっかり話した方がいいですよ。
とアドバイスをもらいました。
面談では
などを話しました。
そしてうつ病になった原因の職場環境を伝えたところ…
驚き共感しながら聞いてくれ、とても安心しました。
落ち着かない体と心に…
そんなあなたへ。
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知ってソンはさせません！ぜひ一読を⇩
休職のリアルをお届け！Q＆A
うつ病と診断されたわたしは
今は冷静な判断ができない状況です。
急いで結論を出すのはやめましょう。
とアドバイスを受けました。
休職中に自分としっかり向き合ってから退職を決めてよかったと思っています。
公務員の病気休暇と休職…望みをもって過ごせる日々を大切に！
なんの根拠もなく
自分は健康でメンタルもタフ。
休職とは無縁でずっと働き続けられるはず♪
と思っていたわたし。
でも病休や休職を経験して
健康第一！
もっと自分を大切にしないといけなかったんだ。
と気づきました。
わたしは回復できず退職してしまいましたが…
休職期間は復職への望みをもって過ごせる貴重な時間でした。
この記事があなたのお役に立てますように。
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もし可能であれば教えてください。
現在、地方公務員(教育職)です。適応障害で先月から病休取得してます。病休のシステムがよく分かってないのですが、1つの疾病に対して連続して90日までしか取得できないという認識でよいのでしょうか？それとも90日取得してしまったら、もうその後は病休は取れないのでしょうか？
大田さま
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りで、療養中の適応障害で取得できる「病休」は90日までです。
「病休」を90日取得した後も復帰が難しい際は「休職」に移行し、引き続き休むことができます。
ただし「休職」にうつる時には休職願と医師の診断書が必要です。
また「病休」は給与が全額支給されますが、「休職」は給与の80％支給と減額されます。
分かりづらいことがございましたらいつでもご連絡ください。
どうかお身体を大切にお過ごしください。
sumire
お返事ありがとうございます。
例えばですが、インフルエンザで病休が必要となった場合、適応障害で90日の病休を取得していたとしても、インフルエンザはインフルエンザで必要最小限の日数の病休は取得できるという認識でよいのでしょうか？
大田さま
人事院規則一五―一四第二十一条3・4から…
適応障害で90日間病休を取得したのち
◆（適応障害とは異なる）インフルエンザのような疾病やケガなどでそのまま病休を取得することができる
◆復職し、勤務日数が20日に達するまでの間でも（適応障害とは異なる）インフルエンザのような疾病やケガなどで病休を取得することができる
のでは…と思います。
（わたし自身経験したことはなく、人事院規則を読み解いただけです。自治体によって制度自体が異なる可能性もあり、確実ではないことをご了承ください！）
適応障害の病休中にインフルエンザにかかり、その期間分をプラスできるかは、第二十一条には記載自体がなくわかりませんでした…。
必要に応じて事務の方や教育委員会にお問い合わせをした方が確実かと思います。
お役に立てるお答えができず、申し訳ありません。
sumire
sumire様
突然のコメント失礼致します。
現在、地方公務員として勤務している者です。
私の所属している役所では以下の仕組みがあります。
・病気休暇（3ヶ月）：給料100％
・病気休職（1年間）：給料80％
・病気休職（1年6ヶ月）：給料66％
・病気休職（6ヶ月）：無給
そこでご質問ですが、病気休暇はどのような流れで申請するのでしょうか?
例えば、体調が悪かった場合、有給休暇を取るとして、
その後、どのように病気休暇に移行するのでしょうか。
※出勤して、所定の書類を提出した後に、課内の承認を得られたら、
病気休暇開始となるのでしょうか。
また、病気休暇から病気休職への移行はどのように行われるのでしょうか?
例えば、その間は一定期間出勤して、申請を進めなければならないのでしょうか。
質問多く大変恐縮ですが、ご回答頂けると幸いです。
宜しくお願い致します。
湊さま
コメントありがとうございます。
一例で恐縮ですが…
わたしは
心療内科を受診するまで➩有給休暇
「うつ病」と診断され診断書をもらった初診日から➩病気休暇
病気休暇の90日後➩休職
となりました。
出勤は一日もしておりません。
復職できない旨が記載された診断書や必要書類を都度職場に郵送し、手続きを行いました。
職場とは電話や郵送で連絡をとり、申請できるはずです。
お役に立てましたら幸いです。
sumire
sumire様
お返事ありがとうございます。
因みに、病気休暇から休職に移ると、それだけでかなり長い期間仕事から離れることになりますが、これに関して職場に復帰する際の心理的なハードルを乗り越えるのに何か苦労などされましたでしょうか?
もしあれば教えていただけると幸いです。
宜しくお願い致します。
突然のメッセージ横から失礼します。
参考になればと思い書込みさせて頂きました。
私は直属の係長からパワハラモラハラなど受けて、その係長により、とても辛い日々送り、先日職場で硬直し何もできず、帰宅して、後日病院で「うつ病」と診断されました。
私も係長や課長に話すはとても辛く、係長及び課長が退社するのを見計らって、人事担当者に「診断書」を提出して、翌日から休暇となりました。
因みに私は今は、自宅療養２日目で今後、何をしたら良いか、転職も考えますが、このような状況ですので、すこし心身が回復してからじっくり考えれたらと思ってます。
話が、変わりますが、もし「sumire」さんがご覧になってましたら、このサイトを拝見させて頂きました。これからの人生に参考にさせて頂きます。
とても助かります。
ありがとうございます。
こうさま
療養中にもかかわらず、みなさんのために貴重なコメントを本当にありがとうございます。
こうさまの体験談で救われる方、たくさんいらっしゃると思います。
またサイトへのありがたいお言葉、ありがとうございます。
ブログをやってきてよかった…とうれしい気持ちでいっぱいです。
こうさまからのお言葉を胸に、これからも記事を書いていきます。
療養2日目とのこと…ツラい日々かと思います。
ゆっくりとお休みになってください。
「これまでたくさんがんばってきたんです。休んでもバチはあたりません。」
わたしの主治医からの言葉です。
心安らぐ日々を送れますよう、お祈りいたします。
sumire
湊さま
おっしゃる通りハードルはとても高かったです。
わたしがダウンしたのは職場環境が大きな原因だったため、復帰前に異動できないか打診をしましたが…
「休職後は現職場への復帰が通例」とのことで異動の願いは叶いませんでした。
状況は大きく異なるものの、育休取得時の経験から「何年か職を離れても体調が万全になれば仕事はどうにかできる」と考えていました。
ただ職場環境はどうにもできず…。
休職後の異動が叶うのであれば、環境を変えることは1つのポイントだと思います。
sumire
突然の質問失礼します。
公務員で教員です。
社会不安症という症状で診断では長期の休みが必要とのことを受けました。
主な原因は管理職や職場の仕事がきっかけです。
また、私の症状では
上司や管理職の方と話そうとすると動悸が止まらず苦しくなり何も話せなくなってしまうというものです。
そこで診断結果をもとに病気休暇を申請したいのですが、sumire様のように学校に連絡をし上司、管理職と話す事が出来ません。
理由としては上記にも記載しました、病気の原因が主にその上司や管理職であり対面はおろか、電話で伝える事も厳しいです。
その場合の対処法等がございましたらご教授願いたいです。
しんたろうさま
コメントありがとうございます。
わたし自身最初は自分で連絡していましたが
気持ちの落ち込みや罪悪感がひどくなり、夫にお願いするようになりました。
だれかに頼ることのほかには…
職場ではなく教育委員会の指導室に連絡してみるのはいかがでしょうか。
事情を伝えれば対応してくれるはずです。
お役に立てますと幸いです。
sumire